過去ログ - 咲「どうしようもない私に天使が舞い降りた」
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11: ◆N8W3qIdb7.[saga]
2015/02/04(水) 17:39:03.93 ID:xgWD3fM60
ダッシュで家の前に辿り着いたところでようやく足を止める。
乱れる息を整えながら、咲は玄関のドアに手を掛けた。
ここまで来れば、もう追い掛けて来ないだろう。

だが。

和「ひどいです、いきなり置いていくなんて」

後ろから聞こえた声に、中途半端に開けたドアをそのままに振り向く。

咲「なんで!?追って来たの!?」

和「当たり前でしょう」

得意そうに言って和は咲の背中に張り付いた。

和「だって、願いを叶えていないのに離れてどうするんですか」

咲「なんで抱き付くの!?放してよっ」

和「嫌です。また逃げられたら困りますから」

咲「困るって、一体なにが!」

玄関で声を上げている所為か、
聞きつけた照がどうかしたのかと姿を現した。

照「咲。おかえり。そんな所で立ってないで早く入ったら?」

咲「お、お姉ちゃん・・・あのね、この子は」

腰に張り付いている自称天使をどうしたものか。
困った表情をする咲に、照はきょとんと目を瞬かせる。


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