過去ログ - 咲「どうしようもない私に天使が舞い降りた」
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15: ◆N8W3qIdb7.[saga]
2015/02/04(水) 18:47:17.72 ID:xgWD3fM60
咲(まさか、本当の本当に・・・?)

姉がこんなタチの悪い冗談に乗るはずが無い。
顔を引き攣らす咲に、和はまだ信じて無いんですかと尋ねる。

和「ではこうしたら、信じますか?」

咲「・・・!」

何を思ったか、突然和は早歩きをして照が行こうとした方向へと先回りする。
普通ならぶつかる距離だ。
危ない、そう口に出そうとした瞬間信じられないものを目撃する。

咲(通り抜けた・・・!?)

トリックも何も無い。たしかにこの目で確認した。
和は確かに立っていたのに、
照はその体を通り抜けて歩いていた。

自室へと消えてく照を見送った後、
咲はそこで確かに立っている和へと視線を移した。

咲「あ、あなたは・・・幽霊なの?」

咄嗟にそう口にしたが、幽霊とは違うと咲にもわかっていた。
先程しがみ付いてきた和にはちゃんと体温があった。そしてちゃんと触れられる。
そんな幽霊、聞いたこと無い。


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