過去ログ - 咲「どうしようもない私に天使が舞い降りた」
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2: ◆N8W3qIdb7.[saga]
2015/02/04(水) 15:58:48.40 ID:xgWD3fM60
宮永咲、白糸台高校の1年で現在15歳。
まだ子供の年齢のはずなのに、すでに色んなことを冷めた目で眺める性格へと育っていた。

決して意地悪とか非情というのでは無い。
ただ、少しだけ心の中へ他者との距離を置いているだけ。
そして自分自身のことも。

熱くなれない。
夢中で何かを成し遂げようという気持ちが持てない。

「次!咲、試合だよ!」

顧問の声に、咲ははいと返事する。

淡「咲〜、応援してるからね!」

淡の声に手を上げて、咲は卓へと向かう。

咲(面倒くさいなあ。どうせ勝つのはわかってるのに・・・)

相手の学校の副部長が相手とはいえ、無名の選手だ。
顔を合わせた時点でもう腰が引けてるのがわかる。

つまらない。
そう思ったがおくびにも出さず、咲はほどほどの力で試合に望んだ。  


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