過去ログ - 十神「サイレントヒルだと?お前に説明する必要はないな、腐川」
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933:ダベンリー・タウンゼント ◆z.6vDABEMI[saga]
2015/02/11(水) 00:41:21.32 ID:TL9nFWKKo



騎士はその事に気付くと、
ふらふらになりながら
お姫様に剣を刺しました。

「お姫様……オレは幸せでした。そんな事をしてはいけません……お願いします、やめてください」

そうしてとうとう騎士は死んでしまいました。
そしてお姫様も死んでしまいました。

しかしお姫様は立ち上がりました。
なんと、とても恐ろしい魔法を
覚えていたのです。
お姫様は、幽霊になってしまいました。

騎士もまた幽霊になりました。
気が付くと、騎士は街を歩いていました。

取り返しの付かない事をしたと、
とても大変な事をしてしまったと、
それがたとえ魔法のせいであっても
自分がやった事に変わりはないのだと、
騎士は激しく後悔しました。

そこで、教会を見つけました。

教会には神父様がいたので、
騎士は神様にお許しをもらいに行きました。

「神父様、私は好きな人に悪い事をさせてしまいました」

「私自身も悪い事をたくさんしてしまいました。神父様───私は救われるでしょうか」

神父様は言いました。

「神様はいつでもあなたを見ています。あなたはすぐには許されませんが、いつか必ず救われます」

「………許されはしません、よね」

「気を確かに。神はいつでもあなたの味方です、必ずや救われる時は来ますよ」


そうして騎士は、ずっと街を歩いて行きました。
いつまでもいつまでも、ひとりで歩いて行きました。





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