過去ログ - シスター「この街に残りたい。けど勇者様との旅もありますし…」男兵「……」
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14:名無しNIPPER[saga]
2015/02/05(木) 04:04:23.87 ID:dj+Q7R4DO
【郊外の砦】

男兵「………」



シスター「あ、あの……」

男兵「え?あ、ああ。なにか?」

シスター「砦の兵士様ですよね?け、怪我とかは大丈夫ですか?」

男兵「ああ。怪我の方は大丈夫だ。」

シスター「そうですか。それは良かったです。」

男兵「……全然良くはないけどな……」


シスター「……私、来るのが遅かったみたいです。
着いた時には、もう全ての片付けが終わっていて……」

男兵「いや、修道女が来てもやれることはほとんどなかったよ。」

シスター「そうでしょうか?」

男兵「それより教会で、傷ついた兵士達の看病をしてくれた方が助かるな。」

シスター「……でも、事件は現場で起きてるんですし……」

男兵「だからこそ、疲れた当事者が現場から離れて安らげる場所が必要なんだろうな。
特に、あんたみたいな素敵なシスターがいてくれたら心も癒されるだろうし。」


シスター「そんな……私なんか、そんな……//」

男兵「もうここに居たって出来ることはないだろ。
教会に帰るんなら送ってくぞ?ちょうど行こうと思ってたし。」

シスター「はい?あ、ひょっとして心の安らぎをお求めでした!?
ごめんなさい!私に安らぎを与える能力が足りないので、私と話してても安らげませんでしたよね……」


男兵「いや、十分安らげたよ。あんたのおかげで。」

シスター「ほ、本当ですか!?」

男兵「ああ。それに、教会には別に用事があるんだ。“守ったもの”を確認する為に……」

シスター「はい。……はい?それはつまり…?」


男兵「まぁ、守ってるのは俺一人じゃないけどな……」


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