過去ログ - シスター「この街に残りたい。けど勇者様との旅もありますし…」男兵「……」
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4:名無しNIPPER[saga]
2015/02/05(木) 00:17:23.34 ID:dj+Q7R4DO
【街の教会】


シスター「……神よ……私は今幸せです……。」

神父「……」

シスター「貴方の下で勇者様と出会い、素敵な皆様と一緒に旅が出来、そして多くの人々を救い続けてきました。」


シスター「私は、幸せです。この世界の……皆の為に、私は為すべきことが為せているのですから。」


シスター「私は……私は、全ての人の笑顔の為に………。
例え、それが不可能なことであっても……私は、進んで行きます。理想であったとしても、私はその為にこの身を捧げます。」


神父「貴方の強い信念。その純粋なる心。さぞかし神も賞賛していることでしょう。」

シスター「……それはおそれ多いことです。私はまだ使命を終えていません。
私は、私の使命を果たすまで……賞賛に値する存在にはならないでしょう。」



修道女A「あの娘が勇者様の……?」

修道女B「凄い……。純粋な目、純粋な物言い……。
あんな聖女みたいなシスター……。さすがは勇者様のお仲間……」




警備兵C「神父様!郊外の砦にて非常事態が起きました!救援をお願いしたいのですが……!」


神父「ふむ。分かりました。今すぐ向かいましょう。
シスターどの。」

シスター「はい。」

神父「……貴方の言葉を受けるには、貴方の素晴らしさの前では私もまだまだ未熟であった様だ。
私からかける様な言葉などございませぬが、ただ……貴方の心。それはこの世で最も清らかな癒しの道具であり、魔を討ちぬく武器でございましょう。

どうか、貴方は貴方の心を信じて下さい……。」

シスター「はい。ありがとうございました。」


神父「では、失礼いたします。」

警備兵C「急いでください!こちらです!」



シスター「………」

シスター「郊外の砦……?」


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