過去ログ - 照「心の扉を開くのはあなた」
1- 20
17: ◆J5Y.hD6Ol2[saga]
2015/02/05(木) 20:23:12.49 ID:BYiw7eL10
恭子「やっぱり、頭抱えるような何かがあるっちゅう事ですね?」

洋榎「うちやっぱりおかしいなったんかな?今まで怖いもの知らずで我が道を行くっていうのがうちのアイデンティティやった。」

恭子「…」

洋榎「せやけど、あいつに会うてからは何ていうか頭が真っ白になんねん。手は震えっぱなしやし意識せんでも勝手にそいつの姿が頭に浮かぶねん…」

洋榎「何でうちこんな弱なってしもうたんやろ?今まで負け知らずやったのになぁ」ハハ

恭子「―宮永 照ですか?」

洋榎「えっ?」

恭子「今主将を悩ませてる最大のタネはその人物なんとちゃいます?」

洋榎「そ、そないなことあらへん」

恭子「ええんです。隠さんでも 姫松のレギュラーの子達は皆知ってますよ」

洋榎「うっ、そ そうなんんか」

恭子「で、どうなんですか?」

洋榎「どうって、何がや?」

恭子「好きなんですか?宮永照の事が」

洋榎「なっ!?」

洋榎「そ、そんな訳あらへんやんか! あいつは無口でどことなく口調が偉そうで年がら年中菓子のことしか頭にのうて!高所恐怖症でいっつも猫被っとって無愛想で!なんで、なんでうちがそんな奴を好きにならなあかんねん!?」

恭子「そうですか…今主将が沈んどるのはうちらの杞憂やったってことですか?」

洋榎「…えっ?」

恭子「それだけ聞けたらもう何も問題はありません」

洋榎「恭子…何言うて…」


恭子「―好きです、主将 うちと…付き合うてください―」

洋榎「は!?」

恭子「聞えませんでしたか?やっぱりそこら辺は疎そうですね」

恭子「もう少し噛み砕いて言いましょか?うちは『末原京子』は、今主将に『愛宕洋榎』に向こうて告白してんですよ。返事を…聞かせてください」

洋榎「い、いやいやいや!!全然意味が分からん!何で今の会話の流れから恭子がうちに告白しとんねん!?」

恭子「冗談や思うてますね?」フフ

恭子「主将はそっちの方は奥手そうですからね、こないなこともあいつとはできへんかったんとちゃいますか?」スッ

洋榎「んっ!?…はっ!?…むっ…」

恭子「ん…ぷはっ」

洋榎「きょ…恭子、今…うちに」

恭子「はい、しましたよ?『キス』 宮永照とはこないなこともできへんかったんでしょ?せやけどうちは違う。気持ちを伝えそびれることもないし行動にも移せる。せやから…主将の気持ち聞かせてください」

洋榎「い、いい加減にしぃや!!こういうのってお互いの気持ちが大事やろ!?なんで恭子が一方的に迫ってきとんねん!こ…こないなことになるんやったら…あいつに…」

恭子「『宮永照に気持ちを伝えといたほうがマシやった』ですか?でも、主将残念ながらもう…遅いですよ?」チョィチョィ指を指す

洋榎「な、何言うとんねん!今日の恭子おかしいで!?せやから一旦頭…ひや…し………」

照「…………………」ドサッ持ってきたお菓子を落とす

洋榎「――――――!!!!!! て…て…る?」

洋榎「な、なんで…こないなとこ…おる…ねん」

照「―そう…それがあなたの出した答え」



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
51Res/65.52 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice