過去ログ - 勇者「君じゃ主人公は務まらない」
↓ 1- 覧 板 20
186: ◆4S1Ttn1X06[saga]
2015/02/20(金) 23:31:32.41 ID:mdLejE/w0
王女「もう、この格好じゃあ動き難くて仕方ないです。いっそのこと破ってしまったら……、ほら、全然違います。これなら逃げ切れるでしょう」ビリビリ
A「際どく……もないか。少し引きずってた部分を千切っただけだしな」
王女「さて、行きましょう。まだ城を抜けたばっかりです。ここからは魔王軍の目も増えてくるでしょうから、少し慎重にいかないといけませんね」
A「見つかっても、数匹くらいなら問題ないだろう。相性の良い悪いはあるが、そこらへんの兵士に遅れは取らないぞ?」
王女「見つかって、仲間を呼ばれるのも面倒でしょう。そんなことをしていてはキリがありません。なるべく見つからずに行きたいものです」
A「感知系統の魔法でも展開しておくか…」
王女「あら素敵。神の力を借りるのですね」
A「魔法はエルフから授けられたものだったと思うが」
王女「……あら、どうやらこちらに一匹、近付いてきますね」ヒョコ
A「……オーケー、確認出来た。見えてる範囲だと一匹だけだが、実際はその近くに二匹程いるみたいだな。まだ気付かれてないようだし、このままやり過ごせないか?」
王女「どうでしょうか。もうだいぶ距離も狭まってきてますけど」
A「…………」カクレル
王女「…………」カクレル
魔族「……」
A「…………」
王女「……どうやら行ったみたいですね」
A「今なら行けそうだ。このまま突っ切ろうか」
316Res/199.97 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。