過去ログ - 勇者「君じゃ主人公は務まらない」
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205: ◆4S1Ttn1X06[saga]
2015/02/25(水) 23:18:29.40 ID:qdKcQbMc0
A「あぁ、助かる。見ず知らずの俺たちに、ここまでしてくれてありがとうな」
少女「……えぇ、えぇ、そうですよ。もっと感謝するべきです!」バタンッ
姫「閉められちゃいましたけど、埃っぽいので、やっぱり扉は開けたままにしておきましょう」
幼女「うへぇ……ゲホゲホ……咳が出るよ……」
A「開けとくぞー」ガチャ
姫「ああ、だいぶ楽になりましたね。窓も開けておきますか」ガチャガチャ
幼女「埃が舞ってる」
A「早くこないか掃除用具」
姫「あ、来たみたいですよ」
少女「……これで全部です。十分でしょう?後はどうぞ」
A「家に帰るのか?」
少女「まぁ、井戸に水を汲みにいかないといけないので」
A「風呂とかってどうするんだ?」
少女「少し歩いた先に温泉があります。使いたければそこを使ってください」タッタッタ
姫「あぁ、やっと待ち望んだお風呂が……」
幼女「箒だとすぐ埃も集まるね」サッサ
A「話もここまでにして、とりあえず寝られる環境だけ作ってしまおうか」
姫「初めてのお掃除です。A、教えてくれませんか?」
A「そこに雑巾があるだろう?……違う、それは箒だ。そう、それだ。それを水につけてよく絞って、箒で掃いたところを丁寧に拭くだけでいい」
姫「いえ、口頭では分かりません。こう、手取り足取り……」
A「掃除にそんな説明は要らないだろ。あぁ、そこのバケツ……それに水を汲んできてくれ」サッサ
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