過去ログ - 勇者「君じゃ主人公は務まらない」
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222: ◆4S1Ttn1X06[saga]
2015/02/28(土) 23:40:29.11 ID:JLWIrCnl0




A「………………結局、力押しか」

エルフa「何……!?」

A「お前たちも俺たちも、お互いに譲れない。そして妥協することもない。だとしたら、片方を力でねじ伏せるのが一番手っ取り早いと思わないか?」

エルフa「ふ、はは。なんだ、そんなことか。だったら、最初からこっちはそのつもりだったぞ!」

エルフb「エルフに喧嘩を売ろうなんて、馬鹿な奴もいたもんだ!」

A「最初っからそのつもりだったんなら、考えておくべきだったな」

エルフa「………?」ゾクッ

A「どうして長老が俺たちに許可を出したのか。どうして、女子どもを連れているにも関わらず、この森の中で生きて来れたのか。気付けるポイントは、たくさんあったと思うぞ?」

A「……神に喧嘩を売るなんて、馬鹿な奴らもいたもんだな」ォォォォオ

エルフa「……なんだか禍々しいな」

エルフb「……肌が痛い。こんなの初めてだ」

エルフc「……これって、神性の魔力ってやつか!?」ガタガタ

エルフa「そんな馬鹿な、あれは神と契約した者のみが扱えるものだぞ!?」

エルフb「じゃあ、こいつは神と契約をした……!!?」



姫「あぁ、素敵……」



A「……今なら見逃す。とっとと帰れ」

エルフa「ひぃぃ、助けてくれ!!」ダッ

エルフb「おい、待てよ!」ダッ

エルフc「い、いやだぁあああ!!!」ダッ


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