過去ログ - 勇者「君じゃ主人公は務まらない」
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237: ◆4S1Ttn1X06[saga sage]
2015/03/05(木) 22:02:15.49 ID:hLL6qF020
A「……待てよ、まだはっきりと答えを出したわけでは」
魔王「でも、来るしかないのでしょう?行く宛てはない。ここにはいつまでもいられない。だとすれば、この話に乗るしかない。貴方が身体を少し張ってくれれば、それだけで二人の安全が確保出来るとすれば、もう答えは決まったようなものね
A「…………だとしても、簡単に魔王軍に入るなんて」
幼女「……おにいちゃん。誰も、おにいちゃんを責めたりしないよ」
A「……」
幼女「おにいちゃん。おにいちゃんはちょっと疲れちゃってるんだよ。だから、色んなこと考えちゃうんだ最近、顔色もよくないもの。だからさ、身を落ち着ける場所を見つけて、少し楽になろうよ」
A「……そうか、お前は、遠くへ行きたいって言ってたものな」
幼女「うん。例え、そこが魔王さんのお城でも、私は構わないよ」
魔王「あなた、いい子ね」ナデナデ
幼女「あっ……ありがとう……ございます……」
A「これまでの全てを、滅茶苦茶にする覚悟は出来た……。姫、俺は魔王軍に入ろうと思う……」
姫「……」ギュ
A「魔王……。お前の話を、受けようと思う」
魔王「そう、分かったわ。私としても嬉しいわ、歓迎する。ようこそ、神と契約を交わした者と、そのお仲間さん」ニコ
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