過去ログ - イリアステル滅四星でフランダースの犬
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20: ◆5m18GD4M5g[saga]
2015/02/06(金) 19:34:49.87 ID:6apsntr+0
失ったブルーノはパラドックスを連れて、行く当てがないまま歩き出しました

雪の降る道を住み慣れた町を、二人は目指して歩いていました

ブルーノ「ううっ…寒いよ、パラドックス…」

ブルーノ「…パラドックス?」

パラドックス「ブルーノ、これを見てみろ」

ブルーノ「これは…財布?」

パラドックス「身分証明書にはホセと書かれているようだ」

ブルーノ「ホセのか…、パラドックス、届けに行こう」

パラドックス「いいのか?散々ひどいことをされたのだぞ」

ブルーノ「だからと言ってそのままとっちゃうのはいけないよ、それに届けなかったらアポリアも悲しむと思う」

パラドックス「優しいのだな、ブルーノ」

パラドックス「わかった、君が言うのなら届けに行こう」


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