過去ログ - イリアステル滅四星でフランダースの犬
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26: ◆5m18GD4M5g[saga]
2015/02/06(金) 19:43:21.04 ID:6apsntr+0
パラドックス「ハァ…ハァ…み、見つけたぞ…」

ブルーノは石畳の上に倒れており、パラドックスが駆け寄ると低い叫び声とともに彼を抱きしめ、こう言ったのです

ブルーノ「パラドックス、ふたりで横になって一緒に死のう、誰も僕たちのことを望んでないんだ」

ブルーノ「希望なんて幻想に過ぎないんだ」

パラドックス「違う! 絶望の先に一筋の希望の光はある、聞いてくれブルーノ…」

パラドックス「ホセがお前を家族として迎え入れてくれるんだ!」

ブルーノ「うん…ありがとうパラドックス…これからも一緒に…」

パラドックス「ブルーノ…聞いているのか? もう金やアポリアの心配は…」

ブルーノ「ははっ…、なんて言ってるのかわからないや…」

パラドックス「ブルーノ…まさか…耳が…」

ブルーノはこの寒さで耳をやられてしまいました、もう彼にはパラドックスの声が届きません

パラドックス「ブルーノ…うぅ…」

パラドックスの目に涙が浮かびました。それは、少年のために流した涙でした

パラドックス(Z-ONE、すまない…約束はどうやら守れそうにない…)

パラドックス「ブルーノ、それが君の選んだ未来なら…私は君と共に…」

パラドックス自身は、ブルーノの腕の中でとても幸せだったのです


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