94: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/02/15(日) 16:53:04.12 ID:IK6jdd6z0
帰った後、俺は無理がたたってブッ倒れた。
僧侶「魔人さん、3日間も眠りっ放しだったんですよ」
目が覚めた時、女からそんなことを言われた。
女の目の下にはくまができている。あぁ、寝ずに看病してくれたわけか。
しかし意識が戻ってもろくに動くことができず、ほとんど寝たきりの生活が続いた。
その間も、女は俺につきっきりで看病してくれた。
僧侶「はい、お口開けて下さいー」
魔人「おー…あぢゃぢゃああぁ!!」
僧侶「あー、すみません」
魔人(この女…)ヒリヒリ
相変わらずドジだったが。
最初は思い人の事を引きずってか、何となく女の雰囲気が暗かった。
だが慌ただしい日を過ごす内に、次第に女は以前の調子を取り戻していった。
魔人「今日の飯も不味いぞ」
僧侶「あらー…」
調子を取り戻すのと同時に飯の味が落ちる、という不可解な現象も起こったが。
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