過去ログ - 【Fate】ギルガメッシュ「安価とやらで聖杯戦争、か。―――大きく出たな」
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345: ◆.thx41UQwK3a[saga]
2015/02/17(火) 15:04:48.72 ID:D1kpRKwIo



                             くだん
甲冑の音を響かせて、満ち満ちる星々と月を背に件の倉庫へと歩を踏み入れる。
先程から感じる、自分への冒涜と嘲りの正体がここに有るのだと、確かな自信に裏付けされた強き一歩一歩。

漂う冷たき夜気に何ともすることなく、ただ無心で其処へと辿り着いた。



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甲冑が月光を反射し、辺りを照らして明らかにされるのは散乱する刀剣類だ。
見目は、自分が持つ蔵の中に有るものに引けをとらない。
だがしかし―――


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無言で、その内から二刀一対の武器を手に取り、徐ろに倉庫の壁へと叩きつけてみせる。


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するとたったそれだけで、その二刀は砕け散った。
刀身を構成していた鋼は、まるで脆い硝子細工のようであり、散っていた粒子の全てが鮮やかな黄金色に塗りつぶされていく。
それは月光でもあり、それを放り投げたギルガメッシュの黄金の甲冑の光でも有った。


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