過去ログ - 【Fate】ギルガメッシュ「安価とやらで聖杯戦争、か。―――大きく出たな」
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◆.thx41UQwK3a
[saga]
2015/02/17(火) 20:27:56.57 ID:D1kpRKwIo
【
>>409
修正】
空の境界。間延びした雲のその上。ギルガメッシュは、そこに居た。
澄んだ空気、手を伸ばせば今にも届きそうなあの太陽。ギルガメッシュを何とも思わず、気ままに空を駆ける鳥達。
空というもう一つ世界は、やはりどの時代でも美しい。心がまるで洗われるようだ。
大きく腕を広げて一頻り、黒鳥や白鳥と共にこの景色を堪能した所で、肝要なことを思い出すギルガメッシュ。
ギルガメッシュ「この時代の娯楽とは、一体どこまで進んでいるのか」
自分達が過ごした事態の娯楽とは、単に通過を賭けて力勝負をしたり、次の神の罰を予想したり様々なものがあった。
それよりも、数えること数千以上もの年の流れが経った。
ならば、やはり人々の悦楽となる娯楽も、ウルクのものとは一線を画するものへと進歩しているのだろう。
そう考えるだけで、心が躍る気分であった。
そして、有りとあらゆる万物を見下す、空の世界から俯瞰視点で街を見渡すギルガメッシュ。
その活気だった街の先。何かが心の中で引っかかった。
ギルガメッシュ「……娯楽とは程遠き場所では有るが、我を愉しませる何かが有ると視た」
本能の赴くままに、黄金の舟ヴィマーナを高速で飛ばす。
過ぎ去る大気と、その音。青い世界を背に、空を許された者だけの特権を堪能しながら。
/
舟を飛ばすこと数分。
やがて目的地である建築物に辿り着く。その建物は、何てことはない小高い丘に聳え立つ小さな教会だった。
白を基調として、塗りつぶされる煉瓦造り。唯一逃れられたのは、出入口の扉。
その茶色に手を掛けて…
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