過去ログ - 【Fate】ギルガメッシュ「安価とやらで聖杯戦争、か。―――大きく出たな」
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997: ◆.thx41UQwK3a[saga]
2015/03/04(水) 13:12:53.68 ID:PhGjrC4po





だが、そんな意志が湧いただけだ。
押し寄せる快楽の波に、七夜という木っ葉は逆らうことも出来ずに、呆気無く飲み込まれた。

「――――!?」
「………ン」

意識が点滅信号のように、チカチカする。まるで、魔を殺した時に感じる気持ち良さ。
一種の麻薬にも似た、その快感は募り募って絶頂に至る。

精器から放出される、白く混濁された液体は、下着をペンキのように塗り潰していく。
続いて鼻腔を突く、強い雄の香り。栗の香にも似た、その独特な香りは周囲を満たしていく。

呆然とした様で、事態を受け入れずに居る七夜とは裏腹に、アサシンは雑務が終わったかの呆気なさで告げた。

「急にゴメンねマスター。せめて万全の体制を取るためにキスさせて貰ったの」
「………」
七夜は、何も答えることが出来なかった。未だに先の快楽の奔流の余韻に、溺れて抜け出せずに居たのだ。

「体液の交換……それなら、マスターとパスも繋げられるし、私達の空腹感も満たされる」

ピっと中指を立てて、アイスブルーの瞳さながらの怜悧さを保ち続けるが、七夜はやはり何も答えることに出来ずにいた。
それを不審に思ったアサシンは、幼いながらも絵画にも勝るほどの美しさを持つ顔を七夜の元に近付ける。

「マスター?」
「な、なんでもない!!!」

アレルギー反応を起こしたかのように、即座にアサシンの元から離れる七夜だった。


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