過去ログ - 男「…へ?」 お水女「だからぁ」
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1: ◆doBINqA5W6[saga]
2015/02/06(金) 23:56:18.14 ID:ti/C160jo
〜深夜・4時ごろ〜
?「あっ…んっ…はあ…」
男(…あ、あれ?)
パンッ パンッ…
?「いっ…いいっ!…あっ…」
男(俺…なんでエッチしてるんだ?)
パンッ パンッ…
?「いいっ…いいよぉ…男ぉ…」
男(…なんで俺の名前を知ってるんだ?)
パンッ パンッ…
?「あっ!…も…もう…ああぁああっ!!」ダイシュキホールド
男「うっ!」
ドクッ!ドクッ ドクッ…
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2: ◆doBINqA5W6[saga]
2015/02/06(金) 23:57:46.05 ID:ti/C160jo
?「うふふふ。よかったよぉ…」
男「えっと…」
?「ん?どうしたの?」
3: ◆doBINqA5W6[saga]
2015/02/07(土) 00:01:59.46 ID:50g9sk9/o
〜布団の上〜
?「…」セイザー
男「…」セイザー
4: ◆doBINqA5W6[saga]
2015/02/07(土) 00:02:37.38 ID:50g9sk9/o
男(く、空気が重い…)
お水女「…あの」
男「は、はいっ!」
5: ◆doBINqA5W6[saga]
2015/02/07(土) 00:07:02.69 ID:50g9sk9/o
お水女「男さぁ…記憶を喪失してたんだよ?」
男「俺が!?記憶喪失!?」
お水女「うん…いつかは…男の記憶が戻るって覚悟してたんだけどさぁ…」
6: ◆doBINqA5W6[saga]
2015/02/07(土) 00:07:36.47 ID:50g9sk9/o
お水女「…覚えてないの?ずっと一緒に暮らしてたのに?」
男「う、うん…って言うか俺、あんた…お水女さんと暮らしてたのか?」
お水女「さん付けって…いつもは『お水女』って呼んでたの…うん。もう2年になるかなぁ…」
7: ◆doBINqA5W6[saga]
2015/02/07(土) 00:08:05.41 ID:50g9sk9/o
〜ダイニング〜
男(間取りは2DKか…)
お水女「…なんで男がここにいるか…だよね?」
8: ◆doBINqA5W6[saga]
2015/02/07(土) 00:08:53.90 ID:50g9sk9/o
お水女「うん…最初は…やっぱ怖いじゃん?だから早く帰ろうって思って…そしたら男がくしゃみして…」
お水女「で、びっくりして男のほうを見たら…うつろな顔して上向いててさぁ…」
お水女「その時の男の表情が父さんに似てて…ほっとけなくて…」
9: ◆doBINqA5W6[saga]
2015/02/07(土) 00:09:35.54 ID:50g9sk9/o
お水女「そしたら男…自分のいる場所とか…公園にいる理由とか…名前もわかんなくなっててさ…」
お水女「それで…近所の交番に連れてったんだけど…捜索願とか?に該当者がいなくてさ…」
お水女「それで…警察で保護してもらおうと思ったんだけどさ…」
10: ◆doBINqA5W6[saga]
2015/02/07(土) 00:10:33.01 ID:50g9sk9/o
お水女「…どうしたの?」チラッ
男「いや…今すごく混乱してる…ちょっと待って」
お水女「そ、そうだよね…」
11: ◆doBINqA5W6[saga]
2015/02/07(土) 00:12:09.45 ID:50g9sk9/o
男のセリフ
○男「それで…それからずっと俺はお水女さんのお世話になってたんだな…」
×男「それで…それからずっと俺はお水女さんのお世話になってたんだ…」
12: ◆doBINqA5W6[saga]
2015/02/07(土) 00:12:40.25 ID:50g9sk9/o
男「…あ」
お水女「なあに?」
男「なんでお水女さ…は俺の名前知ってるんだ?」
13: ◆doBINqA5W6[saga]
2015/02/07(土) 00:13:27.85 ID:50g9sk9/o
お水女「あたしが喋るより先にオンナが『男!ごめんなさい!』って…『どこにいるの!?』って騒いでてさぁ」
お水女「それであたしが男のこと説明しようと思って『ちょっと落ち着いて』って言ったら…」
男「…」
14: ◆doBINqA5W6[saga]
2015/02/07(土) 00:14:36.71 ID:50g9sk9/o
お水女「ごめんなさい。ロック解除しようと思って男から受け取るときに落としちゃって…」
男「おいおい…」
お水女「ケータイ壊したのはゴメン…それでさ、うちに連れて帰って…」
15: ◆doBINqA5W6[saga]
2015/02/07(土) 00:15:26.06 ID:50g9sk9/o
お水女「それでさ…次の日、あたし仕事休みだったし、男を病院に連れてったんだ。それで…」
男「記憶喪失だってわかったのか…」
お水女「うん…でもさぁ、保険証って大事だね!ちょっと見てもらうだけで2万円以上って…高いよね!」
16: ◆doBINqA5W6[saga]
2015/02/07(土) 00:16:02.69 ID:50g9sk9/o
お水女「あ、ごめんなさい。そうやってすぐ謝ったりお礼を言ったり…記憶をなくしてた時と変わんないなーって…ね?」
男「そうなん?」
お水女「うん」
17: ◆doBINqA5W6[saga]
2015/02/07(土) 00:17:05.29 ID:50g9sk9/o
男「うん。記憶なくした俺を家に連れて帰って…それからずっと一緒に暮らしてたんだよな?」
男「けどさ、さっきお水女が変わんないって笑ってくれたから…少なくとも嫌われるようなことはしてないんだなって…な?」
お水女「…やっぱ変わんないな…頭もいいし」
18: ◆doBINqA5W6[saga]
2015/02/07(土) 00:17:40.39 ID:50g9sk9/o
お水女「うん。男ってば記憶もないし履歴書かけないし」
男「そっか…そうだよな…」
お水女「でもでも!家事全般完璧だしさぁ、すっごく助かってるんだよ?」
19: ◆doBINqA5W6[saga]
2015/02/07(土) 00:19:48.53 ID:50g9sk9/o
男「いや…幼女って…」
お水女「あたしの子供…今4歳なの」
男「そ、そっか…」
20: ◆doBINqA5W6[saga]
2015/02/07(土) 00:20:30.04 ID:50g9sk9/o
男「…ちょっとだけだぞ?それに…なんかおぼろげながら小さい女の子と話をした記憶があるんだ」
お水女「え?じゃあ…一緒に暮らしてた時のことも覚えてるの?」
男「覚えてるって言うか…忘れてたけど思い出してるって感じかな?」
21: ◆doBINqA5W6[saga]
2015/02/07(土) 00:21:07.95 ID:50g9sk9/o
お水女「…うん。わかった。今度は…男のこと、教えてくれる?」
男「俺のこと?」
お水女「うん。記憶がなくなる前のこととかさ」
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