51: ◆K27FRRVqmQ[saga]
2015/02/07(土) 22:04:26.92 ID:zPgw2Ull0
ゆの「だからね、このままじゃダメっていうか……」
ゆの「宮ちゃんも言ってたよね、手紙に書いてあった未来よりも楽しい未来になってほしい、って」
ゆの「私もそう思うんだ、もっと楽しい未来になってほしいって」
52: ◆K27FRRVqmQ[saga]
2015/02/07(土) 22:09:46.43 ID:zPgw2Ull0
ゆの「私、宮ちゃんのことが好きです!」
ゆの「どんなに周りが変わっても、私たちが変わっても」
ゆの「宮ちゃんが好きって気持ちだけは絶対に変わらないから」
53: ◆K27FRRVqmQ[saga]
2015/02/07(土) 22:10:52.32 ID:zPgw2Ull0
宮子「ゆのっちがそんな風に……」
宮子「グスッ……そんな風に思ってくれてて」
宮子「私……」
54: ◆K27FRRVqmQ[saga]
2015/02/07(土) 22:12:51.55 ID:zPgw2Ull0
宮子「私もゆのっちが大好き!」
宮子「だから、ずっと一緒だよ」
ゆの「うん!」
55: ◆K27FRRVqmQ[saga]
2015/02/07(土) 22:13:32.85 ID:zPgw2Ull0
ゆの「でも、あの手紙がなかったら、こんなふうに勇気を出せてなかったかも」
宮子「そうだね、この……あれ?」
ゆの「?」
56: ◆K27FRRVqmQ[saga]
2015/02/07(土) 22:17:53.27 ID:zPgw2Ull0
宮子「うーん、やっぱり無いみたい」
宮子「なんか不思議な感じー……」
ゆの「そうだね」
57: ◆K27FRRVqmQ[saga]
2015/02/07(土) 22:19:49.98 ID:zPgw2Ull0
1年と数ヶ月後
201号室
ゆの「宮ちゃん、用意できた?」
58: ◆K27FRRVqmQ[saga]
2015/02/07(土) 22:21:24.39 ID:zPgw2Ull0
宮子「ゆのっち、入れ物は?」
ゆの「この缶でいいよね?」
宮子「うん、それクッキーかなんかが入ってたの?」
59: ◆K27FRRVqmQ[saga]
2015/02/07(土) 22:23:42.83 ID:zPgw2Ull0
ひだまり荘 庭
宮子「よいしょ……っと」
宮子「このくらい掘ればいいよね?」
60: ◆K27FRRVqmQ[saga]
2015/02/07(土) 22:26:06.33 ID:zPgw2Ull0
ゆの(やまぶき高校を卒業し、私たちがひだまり荘を出ていく日が来ました)
ゆの(私と宮ちゃんは違う大学で、あのタイムカプセルの手紙と同じになったけれど)
ゆの(それでも私に後悔はありません)
61: ◆K27FRRVqmQ[saga]
2015/02/07(土) 22:27:13.21 ID:zPgw2Ull0
宮子「埋まったよー」
ゆの「ごめんね宮ちゃん、穴掘るのとかほとんどやらせちゃって」
宮子「ううん平気、封筒とか箱とか用意してくれたのゆのっちだし」
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