2:名無しNIPPER[saga]
2015/02/07(土) 20:32:35.75 ID:hpLGT2FW0
だけど、
道端を歩いていた女の子に向かってトラックが突っ込もうとしている時、
考える時間も、ほんの一瞬行動を躊躇する瞬間でさえ許されない時、
3:名無しNIPPER[saga]
2015/02/07(土) 20:36:54.48 ID:hpLGT2FW0
すぐにベンチから立ち上がり
前に突き出した足を妨害するかのように膝上から落ちてきたノートパソコンを蹴り飛ばし
一直線に走って進んで
4:名無しNIPPER[sage]
2015/02/07(土) 20:40:04.05 ID:2/0c66Kxo
期待
5:名無しNIPPER[saga]
2015/02/07(土) 20:43:46.01 ID:hpLGT2FW0
……
「おーい、生きてる」
さあ、ね
6:名無しNIPPER[saga]
2015/02/07(土) 20:51:16.09 ID:hpLGT2FW0
あれ
「当たり前だろ、お前みたいなもやしが間に入ったところで腹の中に紙入れて防弾チョッキ代わりにしてるようなもんだ」
ありゃま
7:名無しNIPPER[saga]
2015/02/07(土) 21:02:23.22 ID:hpLGT2FW0
……なんとかならないかな
「なんとか、て?」
女の子の命を助けること
8:名無しNIPPER[saga]
2015/02/07(土) 21:23:05.09 ID:hpLGT2FW0
「……お前、面倒くさい奴だな」
はい?
「お前が選んで命捨ててんのにその結果が望んだものじゃなければ後悔するのか」
9:名無しNIPPER[saga]
2015/02/07(土) 21:40:26.30 ID:hpLGT2FW0
「んで、そんなお前が俺にさっき要求したのはそのこじつけだよな」
は?
「え、だってお前が選んだのは女の子を『庇う』ことだろ?」
10:名無しNIPPER[saga]
2015/02/07(土) 21:59:49.46 ID:hpLGT2FW0
「お前の選択が『助ける』ことだったら、それは失敗なんだろうな」
「でも、間違ってはいない」
「あのまま、そこにいてすぐに警察やらに連絡しておいても良かったかもしれない」
11:名無しNIPPER[saga]
2015/02/07(土) 22:13:29.26 ID:hpLGT2FW0
ただ、1つ思うことがあるなら、
ボクは選ぶことをしてこなかった
適当にしていた
12:名無しNIPPER[saga]
2015/02/07(土) 22:17:48.66 ID:hpLGT2FW0
ま、いっか、どうせもう死んでるんだしね
心残りはあるけど、
今はあの選択に後悔はしていない
19Res/11.63 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。