166:名無しNIPPER[saga]
2015/03/09(月) 04:25:58.60 ID:ZVCCykgAO
12月17日
薪用の木を切りに、道路沿いの森の木々を切り倒していく。
雪も少し積もっており、山にはいるための装備がない我々には、前よりも大変な作業になっていた。
しなければならないこととはいえ、改善して負担を軽くすることを考えないと。我々しかいないのだから。
半日ほどかけて二十本ほどの木が集まった。適度な大きさへの切り分けは、手が合いたメンバーがして、可能な限り負担は分散する。
後は、時折降る雪がたまるよう設置したたらいなどをやかんに移し、暖をとるための火を焚いている六斗缶で溶かした後、ポリタンクなどの大容量に入る容器に移し変えていく。
拠点でも小さな畑作りを開始したので、水はいくらあっても足りないということはない。確保できるものはして、貯蔵しないとすぐに枯渇するだろう。
水道処理施設が正常に機能していれば、こんな苦労もしなくすむのだけれど。
拠点もいろいろ改良が進められている。図書室の新たな本追加や棚の設置。塀の周囲に柵を設置の準備、後はトラップの設置についての検討といった具合だ。
それと合わせて、エリア自体もそろそろ何か設けてもよさそうではあるか。そこのところは考えていなかったし、あとで放浪者に提案するとしよう。
山中沙奈記す
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