199:名無しNIPPER[saga]
2015/03/14(土) 23:56:46.23 ID:vPP66Nua0
12月24日
ホワイトクリスマス。そういえば美しい言葉も、今のこの現状ではそうとは思えない。今日もまた、1機だけヘリが遠くのほうで飛んでいるのを目撃した。
放浪者が情報を聞くために研究所に行っていて、皆は都市の処理についたが、やはり身が入らず早めの切り上げとなった。
井門があのヘリ、どこかで見たことあるんだよなと言っていて、考え込むようにしていた。彼が見たことがあるとすれば、軍の関係のヘリなのだろうが、救助活動をしているような様子はない。
もし、防衛軍が機能しているというなら、それはそれで歓迎すべきことなのに、その人間が略奪者に落ちていたり、惨劇の中で行動をし続けたせいか、どうしても疑いが頭をもたげてしまう。
明日、放浪者も戻ってくる。その時に我々はどう行動すべきか話が出るだろうから、今はできることをしておくしかない。
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