過去ログ - これから日記を書く 2冊目
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211:ボイスレコーダーに録音が残っている[saga]
2015/03/16(月) 06:09:20.34 ID:SAkgQyUAO
「井門君は、今回の件、どう思ってるの。うん」

「どうもこうもな、放浪者さんの判断は間違ってないと思うぜ。相手がよくわかってない以上、少数あるいは単独の偵察の方が危険度は低いしな」

「僕は、そのWWPとやらに、接触すること自体がどうも。うん」

「今回は俺らに害があるかどうかの偵察だろうし、そうそうあの人がヘマするとも思えねぇけどな」

「それは確かにそうだね。どうも、まがいなりに外に居る者として、不要なトラブルを招きそうな気がして、うん」

「どっちにしろ、何もしないで危険な目に遭うより、何かして遭った方がマシじゃねぇかな」

「それは言えているね。うん」

「……あの人なら大丈夫。信じるしかねぇよ」

「……そうだね。いない間、山中君が不安定にならなきゃいいけど」

「山中さんは心配性みたいだからなぁ」

「……なるほど」

「ん、何が?」

「気にしなくていいよ。うん」

「そういうのすっげぇ気になるんだけど」

「うん。君のことをまた少し理解しただけさ」

「えぇ、今ので?」

「はは、そこまで大したことじゃないよ。うん」

「ほんとかよ。と、そろそろ警備行くわ」

「行ってらっしゃい……。彼は見る目があるんだかないんだか……、それにしてもWWPか。まるでゲームやアニメみたいな連中だけど、現実にあるなんてね。うん………。さて仮眠とらなきゃ、録音切ってと」


録音はここで終わっている。


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