過去ログ - これから日記を書く 2冊目
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25:名無しNIPPER[saga]
2015/02/09(月) 22:35:32.09 ID:7SR416FAO
百八日目

今日はガーデニングショップの物資を研究所に運ぶ作業と、その物資を使ってのビニールハウスを拠点の庭に設置する事にした。

ビニールハウスと言っても小さな物、畑要の水の確保の兼ね合いがあるからだ。今は冬で雪が降る。水はそれで事足りると判断している。作るのは研究所と同じほうれん草。研究所での栽培ノウハウを教えてもらえれば、失敗はしないだろうからな。

設置作業は井門、蒲谷さんがメインに行った。この手の設営に慣れてる井門と、手先が器用な蒲谷さんがやれたこともあり、滞りなく完了した。

後は、運搬中に研究所から栽培ノウハウをまとめた物をもらい、山中さんに確認してもらいながら中の土づくりを始める。

土づくりをしていると、ビニールハウスの外側で、なんだこれという感じに首を傾げながら、スライムがウロウロしていた。中から俺が出るとビックリしたように震えて、腕をぐるぐる回した。驚かしたか、すまないと頭を撫でるとプルプルと震えた後、警備に戻っていった。

土づくりや種まきなどを済ませて外に出ると、その間に二〜三本ほど木を切るよう指示した井門と佐原が戻ってきた。

佐原が肩に丸太を乗せながら、思ったよりは軽いっすねという発言に、普通は軽くねぇからと井門がつっこみを入れる。良いコンビになりそうだな。

今度はそれを引き継いで、適度な大きさに切り分ける。なんだかんだで、拠点の活動で薪確保が重労働だ。とはいえ、暖や料理など火を使う物には欠かせない。確かにホットプレートや、プロパンもあるにはあるが、どちらも確保が常に出来る訳じゃない。結局これが一番と言うことになる。

佐原も手伝ったが、固いっす。木って固いんすね、と相変わらずの様子でナタを振るう。強化された肉体でも固い物は固いらしい。
(隊長はコンクリの壁を拳でぶち抜いていたが、佐原はもしかしたら脚力が強化されたのかもしれないな)

今日は拠点の作業に終始した。明日はブラインド討伐のために、先に一人潜入してブラインドを確認することにする。

外はちょうどいい具合に、雪が降り始めていることだしな。


百八日目終わり


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