28:名無しNIPPER[saga]
2015/02/10(火) 00:29:57.09 ID:M/Pb7soAO
12月6日
今日は1日研究所への資材搬入や拠点の設営や整備に追われた。
まずは新しい施設として、ビニールハウスを設置。拠点でも少量だが、野菜の生産を開始する。徐々に食糧問題は解決していっている、保安官さんの狩猟もうまくやっていけば、なんとかなりそうな期待はある。
後は、遅くなったが佐原さん用の部屋を用意する。そろそろ拠点として使ってる家が手狭になってきたので、向かいの家に彼の部屋を作る。
(俺ん家っす! といったのを、井門が共同の家だからなと冷静に言っていたのが妙に記憶に残っている)
それから戻ると、スライムがビニールハウスの周りをウロウロしていた。どうしたのかと聞くと、ビニールハウスに手を指して、首を傾げた。野菜を作るのよと言うと、プルプルしてからガレージに戻っていった。
木が運び込まれ、佐原さんと放浪者が切り分けているのを見ていると、一ノ瀬さんが声をかけてくる。
ブラインドとの戦いの後、やはり診療所にすぐ探索に行かせて欲しいとの要望だった。最低でも注射器や縫合用の糸や針は回収しておきたいとのこと。今後どんな怪我なんかが発生するかはわからないこともあり、放浪者には話しておくが、恐らく拒否はされないだろうと答えておいた。
夜になって、吹雪いてきた。本当の冬が始まり、厚めに衣服は着ているが、少し指がかじかむ。ストーブを使いたいところだが、貴重な灯油の消費は避けなければならないので、今のところは我慢が続きそうだ。
そろそろ浜村さんが以前から要望している、バッテリーも集めた方がいいかもしれない。電気で暖をとれるものが使いやすくなる。放浪者に話しておこう。
山中沙奈記す
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