過去ログ - これから日記を書く 2冊目
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305:名無しNIPPER[saga]
2015/03/29(日) 01:19:25.24 ID:ewcLcQpAO
百三十八日目

今日は妙な来訪者があった。以前山中さんから報告を受けていた、ハンターとかいう男だ。

いろいろとゾンビのものだろう返り血らしきものが、コートに派手についている。武器がチェーンソーなら、わからんでもないが、もっとマシなものもあるだろうに。

今日の来訪理由も食料を求めての交渉だった。提示してきたのは、持っている武器コレクションで、よくもまぁ集めたなという弾薬と手榴弾があった。

出来れば弾薬を集めておきたかったが、爆発物もあるのに越したことはない。乾麺のソバに野菜を入れて提供し、携帯できる食料を少々渡して手榴弾を2つ手に入れた。

例のスライムはと聞かれ、今はどうやら冬眠状態になっていると答えた。寝首をかかれないようになという言葉の端に、ミュータントを含めて憎悪を含んでいるのは感じ取れた。

念のため、佐原も顔合わせしておく。何かの表紙で二人きりではち合わせた時の最悪を避けるためだ。嫌悪に満ちた顔をしていたが、それでも、誰も襲ってないなら、問題はねぇなと言ってはいた。
(佐原は何にもしてないのに怒られてるッスとへこんでいた)

後はWWPについても話す。ハンターもあの消防署を見てきたらしいが、助けを求めた生存者を射殺しているのを見て、まともじゃないと逃げてきたらしい。

どんな奴らか、詳しいことはあえて説明しなかった。ハンターもこの世界を放浪し、ゾンビの処理を生きがいに生き続けてる実力のある生存者。それをこの惨劇の原因かもしれないなんて言えば一人殴り込みをかけ、死なれるのは惜しい。

その後は、いつも通りに休憩所と通りの処理を進めた。変異体もここのところモンキーゾンビだけで、しかも少数だ。ある程度は処理しきれた証拠なのか、奥地に移動してしまったのか。どちらにしても、安全エリアの範囲拡大を進めることができるチャンスではあるな。

もうそろそろ、新たな任務も決めて、進めていかないとな。


百三十七日目終わり


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