343:ブレイクタイム[saga]
2015/04/03(金) 02:50:31.23 ID:rxd9ukPAO
【メンテナンス】
「ふぅ、大体の銃のメンテナンスは終わったか」
「井門さん、あ、いました」
「一ノ瀬か、どうした?」
「放浪者さんが呼んでました。今はいませんけど」
「……どういう意味だよ」
「都市の様子を見に行っちゃいました。伝言はとりあえず薪の回収を頼むだそうです」
「あぁ、ここんとこ行けてなかったからな。もう在庫無いらしいしいかねぇと」
「………」ジーッ
「わりぃけど、銃は放浪者さんに許可をもらわねぇと渡せないからな?」
「いえ、細かいんだな〜と思って」
「精密機器みたいなもんだからな。どっか不具合あるとすぐ使えなくなる。こうやってメンテして、長く使えるようにしないと」
「素人でも出来ます?」
「やろうとすんな、その内教えるよ」
「ありがとうございます!」
【一緒】
「周囲は、いったんは穏やかね。まさかあのピリピリとした感覚が地震だなんて思わなかった」
「何か感じたのか、美弥ねぇ」
「地下から圧迫するような、ピリピリする感覚ね。人を見れるだけだと思っていたけれど、大きなエネルギーなら、感知できるようにもなっちゃったか」
「美弥ねぇ、地震探知機になったのか」
「そんなところね」
「美弥ねぇがどんなになっても、一緒にいるからな」
「うん、お願いね」
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