過去ログ - これから日記を書く 2冊目
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389:名無しNIPPER[saga]
2015/04/09(木) 02:43:13.06 ID:4nfqnPhAO
百四十六日目

休憩所から商業区へのルート開拓が始まる。相変わらず、ウンザリするほどゾンビをおびき寄せては処理し、変異体には全員で当たる。

十分刺激的な状況なのだが、ここのところメンバーに漂う慣れた感覚、これが今一番怖い。常勝は兵をダメにする、どこかで聞いたことだが、そんな感じだ。

何か気が引き締まる事態があってほしいとは言わないが、全体にピリッとした緊張感が欲しい。事実こう書いている俺自身も、どこか腑抜けた感覚を覚えている。

それこそ、怖いもの見たさでシェルターに向かう、という考えもない訳じゃないが、新たな任務が始まったばかりだし、いくら何でも軽率な考えだな。

久しぶりに保安官の店にも行ってきた。相変わらずの調子が少しだけホッとさせた。変わらない場所があるというのは、いいものだ。

だが、保安官の話だと都市郊外で軍用車両が走っているのをみたらしい。お前さんが言うWWPっていう奴らかもしれんから、接触はしてないがなと、真顔でいったのが印象的だった。

たまたまこの近くを通りがかっただけだとは思うが、シェルターの件もあるから少々気がかりだな。シェルター自体がWWPの施設で、中にいるのはその手の連中だけという気がしてならない。

バレてはいないとはいえ、WWPに喧嘩をふっかけている身だ。今しばらくは様子を見ておきたい。

しかし、あいつらが対処してたフェンリルはいったいどうなったのかね。どちらも都合よく共倒れしてくれると、嬉しいのだがな。


百四十六日目終わり


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