過去ログ - これから日記を書く 2冊目
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6:名無しNIPPER[saga]
2015/02/08(日) 01:01:11.59 ID:3GmhqH5AO
百七日目

今日は良い日だ。本当に。

予定通り、今日はガーデニングショップの資材回収を行った。メンバーは俺、山中さん、井門、一ノ瀬、佐原の五人。保安官も参加して欲しかったが。まぁ、ある意味助けてもらったしな。

作戦自体は大きくは変わらない。通りの中央に一人、ショップ前に四人で、運搬中は二人残りゾンビ処理を続ける手筈。前方で基本ゾンビ処理するのは、戦闘力の高い山中さん、佐原、中央は一ノ瀬で俺と佐原が運搬役となる。

ガーデニングショップの通りは、山中さんの話通り、以前に比べればゾンビはいないと言っていい。いる感じからしても事前に情報はエクスカからもらったがブラインドが動いた様子もないので、一ノ瀬を下ろしてショップに向かう。
(メイスと盾を持ってやりますよと気合いをいれていたが、なぜかシュールに映ってまだ覚えてる)

後はショップで二人に背後を任せ、建材を軽トラに載せて拠点まで行き来を繰り返した。以前違い特にトラブルもなく、普通に終わった。

最後の建材や物資を積み込み、皆(佐原は走って追いかけてきた)で軽トラに乗り込んで拠点に戻ると、なぜか保安官とエクスの姿があった。

目が点になってだであろう俺に対し、保安官がニッと笑い、背負っていた大きなリュックを下ろすと、いいもん持ってきたぜと言う。

中を開けてみると、新鮮な肉塊が入っていて驚くと、鹿肉だ。まだ冬眠せずにうろうろしてた奴を仕留めた。と豪快に笑った。なるほど、狩猟に行っていたのかと納得した。

そしてエクスは、研究所で穫れたほうれん草と小松菜を持ってきていた。それを見て保安官が、少しもらっていいか聞いてきたので、鹿肉のトレードとして少し渡した。

念のため、鹿肉について確認すると、内部に変異したような形跡はなく、ゾンビもいない森奥しとめてるから問題はないだろうとのことだった。

食べるか少し議論は出たが、肉に飢えつつある俺達は結局抗えず、鹿肉パーティーと洒落込むことになった。

鹿肉は塩でいけると言うことだったが、贅沢に醤油、みりん、砂糖を漬け込んだものも作り、これをキャンプ用の炭を入れた六斗缶の上に網を置いて焼き、小松菜とほうれん草はコンソメの具にした。


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