66:名無しNIPPER[saga]
2015/02/15(日) 01:15:25.52 ID:H+3BtXNAO
12月9日
今日は放浪者がブラインドの死亡確認をしに出かけ、残ったメンバーで物資探索に向かう。
都市入り口エリアは、ある程度探索が進んでいるが、処理や任務、トラブルなどで一人で回ることも多く、物資回収が細かく出来ているかといえば別だ。
佐原さんと井門さん、一ノ瀬さんと私の二人一組の二班で探索した。
一ノ瀬さんは前々から医療品に関する物資の回収を進言していたこともあり、そういったものの代用になるものを含め、それらしい店を中心に回ることにした。
やはり、そういう知識があると、物資の回収も変わってくる。どのように使うかわからないものも、彼女には有用なものとわかり、都度説明を受ける。もちろん彼女がわかるようなものは、彼女にしか使用できない代物がほとんどだが。
最近本もだいたい読み尽くしてきたこともあり、本屋に立ち寄り図書室用の本をいくつか回収した。一ノ瀬さんは、家庭用のものだが、少なくともそれに目を通せば民間治療にはなる本を吟味して回収していた。
あとは電気の安定供給のための車のバッテリーをいくつか回収する。まだ量はほしいのだが、都市部の車はゾンビのせいかどうかわからないが、無事な車体は意外に多くなく、使えない状態になっているものが多い。知識があって溶接機と遮光メガネとか、そういうものがあれば、別なのかもしれないけれど。
それ以外だと、目立った回収は大きなテディベア2つ、一ノ瀬さんが持ってきたぐらい。自分が隙だというのもあるらしいが、あれば和むかと思ってとのこと。もう一つはスライム用とのことだ。そこらへんは、いつもの彼女らしい発想と言える。
後は特に書くべき事はないが、放浪者が持ってきた新たな武器ボーガンについては、今後有用に活用していきたいものだ。
山中沙奈記す
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