692:名無しNIPPER[saga]
2015/06/01(月) 01:31:09.97 ID:WmYLSII30
百八十四日目
本陣周囲にいるディフェンダーを含めたジャイアントスパイダーの処理を進めていく。やはり、本陣付近という事もあり、かなり数も多く、処理数も今までで最多の15匹だ。一時、1組3匹の2組に挟み撃ちにあった時は、被害を覚悟したものの全員無傷で済んだことは、運がいいことだ。今後こんな幸運はないと、更に気を引き締めなければな。
本陣の巣はそれなりに広い。人を集まるための場所ということだから、今までの巣よりも細かな部屋数はなく、広い空間が多いということになる。恐らく今までの巣の中で繁殖しやすい場所が多いはずだろう。そうなればこのジャイアントスパイダーの数も、納得はできるな。
となると、ベースとしての処理数は9匹ぐらいには引き上げるべきかもしれないな。ここまできてしくじるわけにも、被害を出すわけにもいかない。
丸坊主(でもなくなってきたな)がやってきて、覚が話があるという事で会いに行くと、何者かが都市周辺にやってきているという話だった。
具体的には距離が遠すぎて、目的なども一切不明。ただ、今まで自分たちが遭遇したり覚が感知していたのとは、違う存在とのことだ。念のため、警備班には警戒レベルを引き上げて、拳銃程度の武装をするように通達。合わせて保安官にも連絡しておいた。
問題はその存在がWWP絡みで、保安官のことを知っている場合だな。なにせあの格好の奴が何人も生きて、同じ戦闘能力を持っているわけがないし。たぶん、すぐわかるだろう。下手に動くなとは言っといたが、不安要素だ。
百八十四日目終わり
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