805:名無しNIPPER[saga]
2015/06/18(木) 02:10:31.92 ID:knXfiIEAO
二百一日目
商業区の処理は進んでいる。便宜上、商業区の休憩所の周辺を商業区入り口エリアとした。
商業区入り口エリアとは言っても、都市中央エリアが近いため、都市入り口エリアとは比べられない量だ。必然と緊張感はあるが、それでもジャイアントスパイダーを討伐したからか、全体的に余裕はある。程よい緊張と程よい余裕、いい状態で挑めていると思う。
途中、パチンコ屋に立ち寄る。めぼしいものはないと思っていたが、景品類がそれなりに残っていた。意外にも缶詰もあり、荒らされた様子がなければ、一応覗いてもいい施設かもしれないな。
山中さんが、今後の研究のためとして、デジカメを回収していた。危険性があるため、研究所に持って行くことはできない変異体やミュータントの細部を画像に収め、研究資料にするのだそうだ。確かに日記自体もそういう記録を残すのも目的だが、そういう目に見える形の記録は取っていなかったな。
後は、特に理由はないが、パチンコ玉をいくらか回収した。トラップか何かに使えるだろう。後は逃走の際にまきびしのように投げて、足止め用の道具にもできるだろう。
ゾンビ処理は想定通りに進んでいる。むしろ処理よりも、処理したゾンビを始末することがネックだ。焼却処理できるような広い場所が、今のところないのが辛いな。火葬場でも確保した方が良いかもしれないが、まぁ、疾病が発生しないようにする目的の滅菌処理のものだしな。
そろそろ灯油も心無くなってきたし、都市中央エリアのガソリンスタンドからいくらか回収してこなければ。この間点検したばかりだから、大丈夫だとは思うが。
後はジャイアントスパイダーの残党狩りも引き続いているが、特に収穫はない。どちらかというと、奴らが支配していた範囲の物資を回収しているようなものだ。めぼしいところとしては、図書館があった。剣術に関する書籍があったので回収している。最近佐原に教えるようになったし、我流よりは知識もあった方がいいからな。まだ、図書館にはいろいろな蔵書があるから、立ち寄る機会は多そうだ。
二百一日目終わり
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