88:ボイスレコーダーの録音は続いている[saga]
2015/02/19(木) 01:43:36.41 ID:RQ6IiwAAO
「…しかし、中の連中がゾンビ化してたとしたら、なかなか骨がおれる話になりそうだな」
「運が悪いと発電システムすらなくて、真っ暗の中を歩かされる羽目になるかもな」
「その場合は無理に探る必要はない。君達に何かあれば我々もたちゆかなくなる」
「…畑の食料生産はうまく言ってるのだろう?」
「それ自体はな。しかし、食料だけではやっていけない」
「…まぁ、なんにしても現地に人の足が入ることが重要だからな」
「なんにしても、今後シェルターの探索するのは間違いないだろ? 軽くいってみて、どんなもんか見ておいた方が後々役立つかもだぜ」
「…それも確かに一理あるな。シェルターは非公式な情報でよくわかってないのが実際のところだからな」
「あわよくば生存者が見つかると喜ばしいのだがな」
「…あまり人数が増えても、食料やらいろいろ賄えないぞ?」
「それもそうだが、数がいなければできないことがあるのも事実」
「まぁ、そういう難しい判断はおたくらに任せるけど。シェルターが安全じゃねぇかもしれないから、気をつけろよ」
「…どういうことだ?」
「今んとこは勘だけど、入れる人数に違いがあったり、なんか目的がありげな事が書いてたりしたからな」
「放浪者、君に言うまでもないが、慎重には慎重をもって頼む」
「…やれやれ、危険な都市の後は、危険な穴蔵の中か、しまいには宇宙にさえとばされそうな勢いだな」
「そうグチらないでくれ、急いで着て疲れただろうから、今日はこっちでのんびりしていくといい」
「…言葉に甘えさせてもらうよ。エクス、あとで資料をまとめたものをくれ」
「了解」
録音はここで途切れている
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