過去ログ - これから日記を書く 2冊目
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924:名無しNIPPER[saga]
2015/07/08(水) 23:15:00.70 ID:l5ctwc2AO
二百二十一日目

いったん探索している研究所を出て戻る。拠点には夕方ぐらいに着くと、探索組も帰っていた。

井門から美尋が負傷したことと、商業区入り口エリアの制圧は終わっていないが、今の状況でほかのエリアに探索に行っても戻る際に危険性は低いとの報告を受ける。美尋の怪我自体は打撲の軽傷らしいのには胸をなで下ろす。

山菜を天ぷらにして、皆で食事を楽しんで、余韻に浸る間もなく山中さんと研究所に向かう。研究所もあまりない時間の訪問だったため、何事かと騒然とさせてしまったが。

野木にはワゴンに積んだ例の研究所の物資(と残った山菜)を渡し、解析を依頼する。夜遅いのと、もってきた端末であの研究所の間取り図がわかるかもしれないのもあり、そのまま研究所で休ませてもらうことになった。

研究所内は、今までの中で一番騒然としていた。やはり、科学者や技術者としての血が騒ぐのか、持ってきた機械を前にあーだこーだと話しているのが印象的だった。野木もこの装置が暴走せずに使えるなら、確実な防衛力の強化になると珍しく興奮した様子だったからな。
(アリスについては、触れるまでもない)

ついでに電撃弾も少しだけ持ってきておいた。こればかりは作れるかはわからないので、その部分では微妙だったが、機構さえわかれば応用できるという点では同様に興奮気味だった。

山中さんに、興奮しないのかと聞いてみたが、研究者としての血は確かに騒ぐものの、今は探索の方で頭がいっぱい、だそうだ。

後はエクスが持ってきた端末で、何を見つけるかだな。


二百二十一日目終わり


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