960:名無しNIPPER[saga]
2015/07/14(火) 01:21:09.34 ID:QAQo4dqAO
二百二十六日目
拠点に戻り、探索組と合流する。離れていた間の状況を井門から説明を受ける。
思っていたより、商業区入り口エリアの確保は進んでいた。これならもう、他のエリアの攻略に向かえる。
確保が進んだ状況もあり、今日は処理ではなく確保できたエリア内の物資探索を行った。
物資はそれなりのものを回収できたといえるが、一番デカいのは装甲車だろう。
この装甲車は以前、確かブラインドが現れたあたりで見つけていたものだ。井門に見てもらうと、エンジンがいかれているらしく、使い物にならないと言われたが、ある一つの思いつきで佐原をメインに押して運んだ。
装甲車は都市側のバリケードの横に沿わせて置いてある。これは今後、確保している機関銃の弾を手に入れられた時の銃座にするためだ。
弾丸の壁にもなるだろうし、車高が高いから中からも警備もできる。側にある発射装置の操作用の端末を中に入れて、いざという戦闘の時に安全に使うこともできるだろう。
これでよりいっそう、拠点の防衛力も上がっただろう。また見つけたら、運んでもいいな、運が良ければ修理して使える。今後の遠征面でも優位だ。
そうなると車両に関するエンジニアが欲しいな。無い物ねだりだが。
ファントムバーストは、なかなか扱いに苦戦している。ジャンプと同時に噴射して高く跳ぶぐらいは余裕だが、ジャンプ後に噴射して多段ジャンプをする際、予期しないところに移動してしまう。
幸い神経連動で肉体のように扱えるから、そのうち慣れるとは思うが。
後は野木主任とアリスに佐原用の鈍器の作成を依頼した。
奴が新しい武器を欲しがってるのもあるが、鉄パイプを結構曲げて使い物にできなくしている。鉄パイプも重要な物資だから、いっそのこと丈夫な武器を持たせてもいいだろうとの判断だ。
(佐原には内緒にしている)
さて、明日はどのエリアに向かうか、あるいは商業区入り口エリアを拡張するか決めないとな。
二百二十六日目終わり
1002Res/578.61 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。