23: ◆J9pjHtW.ylNB[saga sage]
2015/02/08(日) 00:24:03.61 ID:jwXE18SAO
一瞬冷たいと思った手はすぐに温かいと分かり
どちらの手からか、じっとりと汗をかく
少女「あはは……」
男「はは……なんだか、変な感じ」
心臓はドキドキして、体は浮かび上がりそう
足下が不安定になってる感覚
思わずつまづいて転びそうになるが彼女が引っ張ってくれる
……ちからつよい……
痛いが、手の感触をより感じてしまう
男「すごい心臓がドキドキする」
少女「い、いやかな?」
男「ううん、そんな事は……」
そう言った瞬間目の前を高速の物体が通り抜ける
!?
スカン、と音を立てて木に突き刺さった
それはシャープペンシルのような……?
慌てて振り返る
後輩「……手を出すなって言いましたよね?」
そこに立っていたのは、数本のシャープペンシルを指にさして構える、後輩ちゃんだった
彼女が僕の前に立つ
少女「危ないじゃないか……悪戯が過ぎるんじゃないか?」
後輩「物理的に許さないって言ったはずです」
少女「やっぱり君らが銀おじさんの子供たちか」
後輩「お父さんを知ってると言うことはあなたが爆弾の娘ですね」
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