過去ログ - 【うみねこ】salvation of the golden witch
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名無しNIPPER
[saga]
2015/04/05(日) 22:16:09.48 ID:rVmeDDEQ0
18時
「おいおい、何だよこれは…」
思わず口元が緩んでしまう。
無理もない。食堂は飾り付けられ、立食パーティ会場と化していたのだから。
「すげーだろ?」
朱志香が得意げに俺を見る。
「…ああ、すげーぜ」
これにはそう言うしかなかった。
クソ親父や霧江さんを始めとした大人達は一足先に一杯やってしまっているらしい。
「おう、戦人!どうだ、お前の為に開いてやったんだ。感謝しろ」
クソ親父が絡んでくる。めんどくせえ。
「元はと言えばあんたの不始末でしょうが。ちょん切るわよ?」
と絵羽伯母さん。
「わはは、めでたい席や!物騒な話は無しや無し!」
と秀吉伯父さん。
薔薇庭園から直接来ていたらしい真里亞もひょっこり顔を出す。
「うー!ハロウィンなの!」
良く見るとそこかしこにカボチャの置物などが置いてあったりして、
確かにハロウィンパーティの様相を呈していた。
譲治の兄貴も来て、料理を運んでいる郷田さんを指して言う。
「郷田さんはココに来る前は一流ホテルのシェフを勤めていてね。
この料理は郷田さんが作ったんだよ」
全員が揃った所で爺様が声を上げる。
「戦人よ!改めて、よくぞ右代宮に戻って来た!」
みんなが俺を見る。頭を軽く下げる俺。
「他の者共も、今日は良くぞ戻って来た!今宵は年に一度のハロウィンパーティーだ!
儂は途中で抜けるが、存分に楽しむが良い!」
パーティ自体は普通だった。
普通でなくなったのは、そう。
パーティもそろそろお開きになろうかと言う頃、楼座叔母さんが上げた叫び声だった。
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