過去ログ - 【うみねこ】salvation of the golden witch
↓
1-
覧
板
20
169
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/04/29(水) 11:46:38.52 ID:Uk+1G9Ki0
楼座叔母さんと真里亞と南條先生は厨房で待機し戻ってくるかもしれない2人を待つ。
俺と霧江さんは1階を、絵羽伯母さんと秀吉伯父さんは2階を、
蔵臼伯父さんと夏妃伯母さんは3階を探す事となった。
「戦人君は誰が犯人だと思う?」
廊下を歩きながら霧江さんが聞いてくる。
「…誰も犯人だなんて思いたくないっす」
「優しいのね」
霧江さんの言い方には、俺は甘いと言う様な厳しいニュアンスが含まれていた。
部屋を開けては確認し、部屋を開けては確認し、俺は一つの部屋の前で立ち止まった。
「…親父」
この部屋の中で、親父は死んでいる。
霧江さんが首を振った。
「ここは鍵を閉めてあるわ。行きましょ」
また開けては確認、開けては確認。
ん?
ふと、廊下に何かが散乱しているのに気づいた。
「缶詰だわ」
霧江さんが手に取って確認する。
缶詰や食材が点々と落ちていたのだった。
「これ…」
「二人が落とした。と考えるのが妥当ね」
それに異論はない。でも、それは、拾う余裕がなかったって事じゃないのか?
何故?
「何かに追われていた?」
霧江さんが呟く。
一体何に?
だって、俺達全員一緒だったじゃないか…。
ヘンゼルとグレーテルみたいに食べ物の標を辿る。
一つの部屋の前でそれは途切れていた。
扉を開こうとする。
ガシャン!
!?
中からチェーンがされている!?
「霧江さんっ!」
霧江さんが扉の隙間から中を覗く。
「っ!?誰かいるの!?」
反応はない。
誰もいない!?
でも、そんな訳ないのだ!
だって!チェーンは中からしか掛けれない!!
「戦人君!厨房に行って3人を呼んできて!後、番線カッターも!」
「了解っす!」
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
250Res/222.74 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - 【うみねこ】salvation of the golden witch -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1423385325/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice