過去ログ - チノ「あんこ、皆さん…覚悟してください」【ごちうさ×すずマギ】【安価】
1- 20
61: ◆AkH/4.EZSk[saga]
2015/04/26(日) 20:52:58.31 ID:gvPC+Nz10
シャロ「あっあっあっ」

――た、助けてシャロ。
グチュグチュと嫌な音が耐える事無くボクの耳に鳴り響く。
ボクは息も絶え絶えにシャロへ視線を送る。

――ボクのことが大好きなら早く助けるんだ。


だがシャロは動こうとしなかった。

その表情は最初こそ恐怖に引き攣っていた様に見えたが、今はその唇に薄く、そして冷たい笑みを浮かべていた。


シャロ「………」


シャロは八つ裂きにされるあんこを見ながら忌まわしい記憶を思い出していた。

それは幼少の頃に……目の前のうさぎ……あんこに犯され処女を散らされた時の記憶であった。

もう10年はたっているハズなのに、その時の記憶は今もつい昨日の事のように鮮明にシャロの脳裏に焼きついていた。


シャロ「うっ」


忌々しい記憶のせいでシャロは強烈な吐き気に襲われ、そのまま部屋が汚れることもお構い無しに盛大に吐き散らしてしまう。


シャロ「はぁはぁ……」


コロン……。

そんなシャロの前に何かが転がってくる。

それはあんこの王冠であった。

再び視線をあんことワイルドギースの方へと戻す。

そこには既に動かなくなったあんこと、その肉片をペッと吐き捨てるワイルドギースが居た。


シャロ「………」


シャロはゆっくりと立ち上がると、ワイルドギースを抱き上げあんこだったモノの上に屈みこむ。

そしてその虚ろな瞳を覗き込む。

その瞳に映るシャロの表情はまるで能面のようであった――。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
81Res/42.09 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice