過去ログ - 提督「最近俺の私物が盗まれてるような気がするんだが」
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88: ◆KgkrY50Z9W/7[saga]
2015/02/09(月) 23:48:59.24 ID:/4ihEWmsO
提督「んなっ!?」

大淀「やっぱり気づいてなかったんですね」

提督「……じょ、冗談だよな?」

大淀「冗談ではありません。そもそも仮とはいえ好きでもない人とケッコンなんてするわけ無いじゃないですか」

提督「だ、だがなぁ……」

大淀「信じられませんか?」

提督「ああ……悪いが、自分がお前たち全員に好意を持たれてると言えるほど、アレじゃないしな」

大淀「…………んっ」

ちゅっ

提督「!?」

大淀「ん……ふふ、私のファーストキス、やっと提督に捧げることができました……これでもまだ信じられませんか?」

提督「……あ、アホか、お前は!? 初めてならもっと大事なときにとっておけよ!」

大淀「ええ、今が大事なときだと思ったのでさせていただきました」

提督「あ、あのなぁ……」

大淀「……本当に提督のことを愛しています。もちろん異性として」

提督「それは……たまたま近くにいた男が俺だっただけで、勘違」

大淀「あ、そういうベタな説教はいいです」

提督「おい」

大淀「とにかく私は提督のことが好きです。心から愛していま
す……かつて一隻の艦だった私が、この世に人と同じような体と心を持って蘇ったのは、深海棲艦と戦うためだけでなく、きっとあなたと逢うためでもあったのだと私は思っています」

提督「……」

大淀「最初は海に戦うこともできない私をあなたは頼りにしてくれました。完全な復活を遂げ、再び海に出て戦えるようになった私をあなたは心から喜んでくれました。どんな困難な作戦でも私たちのことを第一に考え、一隻も欠けさせることをよしとせず、それでいてあなたの慎重かつ大胆な指示であらゆる海域を攻略することができました……そんなあなたと出会ったことで、私は恋を知り、人を愛することを知りました。これは私だけでなく他の方々もきっと同じでしょう」

提督「お、おう」

大淀「私たちはあなたを狂おしい程に愛し、あなたを狂おしい程求めています……だから、私たちは部下や仲間という関係よりももっと先の関係になりたいと思ってました。そんな私たちにとってケッコンカッコカリは提督が考えている以上に特別なものだったのですよ?」

提督「そう、だったのか……」

大淀「それだというのに、提督は鈍感すぎて私たちの気持ちには気づかないんですから……はぁ……私たちが欲求不満になるのも仕方ないと言えますね……はぁ」

提督「ん?」

大淀「と言うことで、>>90


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