過去ログ - 【ラブライブ!】user名:泥だらけのハイヒールを履いた元踊り子のための薬用石鹸
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22:名無しNIPPER[sage saga]
2015/02/09(月) 22:49:25.28 ID:dwilK1n2O
11.おもいおもいあしかせをつけるもの

複数の足音が近づいているのに気がついて、エリチカさんは後ろを振り向いた。

そこには、うみほのピーまきりんぱなの6人が並んで立っていた。

「あなたたち......」

こうさかほのかがゆっくりとエリチカさんの方へ歩いてくる。

「ってことなんだけど、どうかな、絢瀬先輩」

「......いいの?」

「いいんですよっ。むしろ、ーーー絵里ちゃんじゃないとダメなの」

そうしてにっこりと微笑むこうさかほのかを、エリチカさんは、とても眩しく思った。

スッと手を差し出される。

その迷いのなさにエリチカさんの瞳が揺れた。

沈黙が続く。

エリチカさんの中で後悔と戸惑いが螺旋のように渦を巻く。

手を伸ばせない。掴めない。

ハイヒールを脱ぎ捨てた、私は、綾瀬絵里はこんなにも臆病者のポンコツだったなんて。

希ちゃんの両手がエリチカさんの左手をから解かれ、そのままポンっと手を置かれた。

じんわりと希ちゃんの手のひらの暖かさが肩エリチカさんのに染みてくる。

「えりち。大丈夫。こわくないよ」

「希。......でも、だって、私は、これまでみんなに」

「ええこと教えてあげるよ、えりち」

希ちゃんはスピリチュアルに優しく笑って言った。





「ミューズは最初から9人なんよ。えりちを入れて」


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