過去ログ - 迷犬マロン(こんな家出てってやる)
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51: ◆6zDpBnlluo[saga]
2015/02/10(火) 02:41:33.89 ID:zcUlkmVkO
ワイトキング「息子か……今は忙しいんだ。お前の言葉など聞いてる暇などない」

ワイトプリンス「だから待てって。そいつらの話ぐらい聞いてやったらどうなんだ」

ワイトキング「これから処刑される輩の話など聞く必要もない」

ワイト「お、お助け下さい!私達はただ道を間違えて来てしまっただけなんですって!」

マロン(王の首をとる気なんて無いよ!)

ワイトプリンス「ん?そこの犬……ちょっといいか?」

ワイトプリンス「こ、この名札……どうしてお前が!?」

マロン(これは僕のご主人様がつけてくれた者だけど……)

ワイトプリンス「お、俺がその飼い主だって言ったらお前は信じるか?」

ワイトプリンス「なあ、マロン!」

マロン(ど、どうしてその名前を……まさか、本当に?)

ワイト「マ、マロン?私が昔勤めてた家にもそのような名前の犬がいた気が……もしもあなたが飼い主ならばそこにいる王は……」

ワイト「旦那様ですか!?私です!1000年前にあなたの元に仕えてた執事でございます!」

ワイトキング「なに……執事だと?」


ワイトプリンス「よかった……もう一度お前に会えるなんて思わなかったよ!」

マロン(僕もです、ご主人様!)

ワイトプリンス「今ならお前の声がはっきり分かるよ。やっぱりお前はマロンなんだって!」


闇竜の黒騎士「どういうことだ……?侵入者が王と親しげに……」

ワイトキング「皆の者、混乱させてすまなかったな。この者達は私の知り合いだ」

闇竜の黒騎士「な、なんだと!?これは失礼した!まさか王の知り合いだったとは……」

ワイト「気にしないでください。私達もさっきまで気づきませんでしたから」


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