22:1[saga]
2015/02/09(月) 23:04:32.03 ID:97xpFjyY0
『謝る』そう決心しても私の足取りは重い
シオンに拒絶されたら、謝ることすら出来なかったら、そう考えたら怖くて体が動かなかった こんなことを思うのはやっぱり、まだシオンのことが好きだから
みれぃ「あの、東堂さんはいるかしら?」
それでも私は放課後シオンのクラスに向かった 私の体を動かしたのは「踏み出す勇気」なんてきらきらしたものじゃなくて「いけないことをしたら謝る」という責任感という名の言い訳だった
「東堂さん?授業が終わったらすぐに飛び出していったけど?」
みれぃ「そう、ありがとう」
シオンは人気者ね、放課後になっても呼ばれるなんて 私のチョコが無くても勝負はシオンの勝ちじゃない
みれぃ「チョコ、流石に捨てたままじゃダメよね」
あの時勢いで投げてしまったチョコ、まぁ私の力じゃそう遠くまで飛んでないだろうと思い私は校庭まで繰り出した
そこに彼女は居た
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