過去ログ - 夕立「あなたは、恐ろしい人ね」【艦これ×ACV】
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1:名無しNIPPER
2015/02/10(火) 19:28:56.33 ID:uur6MtdUO
最初だけ地の文です

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2:名無しNIPPER
2015/02/10(火) 19:30:12.27 ID:uur6MtdUO
思えば何十年も前だ。
俺はどうやら全てを滅ぼしてきたようだ、組織も、街も。
俺の、敵になるもの全てを。
仕事だったなんて言い訳はない。俺は、最も充足していた…
とっくにその頃は老害なんて呼ばれる年だった、だがオレは確かに輝いていたんだ。


3:名無しNIPPER
2015/02/10(火) 19:31:06.08 ID:uur6MtdUO
オレの魂はあの戦場にしかなかったと言ってもいいだろう。奴との戦い、それまでは。

(レイ・ドミナント)

奴との戦いは最高だった。
以下略



4:名無しNIPPER
2015/02/10(火) 19:32:02.93 ID:uur6MtdUO
(チクショウ)

奴との戦いに比べれば、その後なんて片手間のようなモノだ。
どれだけヘンなのが来てくれようが、まるでオレの相手になってくれもしなかった。
最初からブツブツ煩かったあいつもそうだ、口だけだ。可能性だか何だか知らないが、数を増やそうと弱っちいくせに。
以下略



5:名無しNIPPER
2015/02/10(火) 19:33:12.51 ID:uur6MtdUO
(あの姉妹は何やってる…)

飯がいるから付き合ったまでだが、あいつらは気になる。何か、デカいことをやっているはずだ。
ヴェニデ、ロザリィ、そしてフラン。誰も黙ってるタマじゃない。
何かのはずみで力を得たなら、奴らはずっとデカくなる。
以下略



6:名無しNIPPER
2015/02/10(火) 19:33:51.82 ID:uur6MtdUO
おかげで傭兵業は上がったり。伝説とも持て囃されるし金もある。だが、もう生きる気力がない。
しわくちゃになったオレの掌を見つめて、なおさらそう思った。…限界が近い。
今更昔の思いに耽ってしまったのもそのためなんだろう。
オレは椅子にかけた杖を握って立ち上がる。せめて、今生の終わりはあの席で。
…オレの、魂の場所だったあそこで。


7:名無しNIPPER
2015/02/10(火) 19:35:09.36 ID:uur6MtdUO



(好きに生きたな)

以下略



8:名無しNIPPER
2015/02/10(火) 19:35:55.88 ID:uur6MtdUO
だが、もし。
もし許されるならば今一度。
戦い続ける、歓びをーー!


9:名無しNIPPER
2015/02/10(火) 19:37:28.61 ID:uur6MtdUO



黒い鳥「!」

以下略



10:名無しNIPPER
2015/02/10(火) 19:45:17.62 ID:uur6MtdUO
提督「拘束したわけではない、そのままベッドでかまわない」

黒い鳥「ここは?あんた、軍人か?顔立ちからしてFAR EASTのヤツか?」

提督「…たしかに極東だ、ここは日本。そして私は提督だ」
以下略



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