過去ログ - 戒斗「赤と青の?」一夏「ヒッサーツ!マキシマムドライブ!」
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146: ◆n.O102o4Y2[saga]
2015/02/27(金) 08:40:22.80 ID:6Z5PQ05eo
霧彦「“その男”は声を聞いたんだ」

霧彦「心の声だ。本当の自分の……」

ラウラ「本当の自分の、心の声……」

 ――霧彦は静かに頷いた。

霧彦「『言ったよな、お前もこの町を愛しているって。もし本当にそうなら、もう子供達にあんな涙を流させるな』」

霧彦「心の声は、そう言っていた」

霧彦「男は……」

霧彦「男は、自分の罪を数えた」

霧彦「そして……罪を抱えながら、立ち上がった」

霧彦「子供達を守るために」

ラウラ「…………」

ラウラ「自らの罪を認めて、子供達のために立ち上がった者、か」

ラウラ「“その男”は、仮面ライダーだったのか?」

霧彦「……」


 ――保健室に、一人の老女が現れた。


ラウラ「院長!」

院長「あら。お話の途中だったかしら?」

霧彦「……!?」

 ――霧彦は、院長の顔をじっと見つめていた。

 ――やがて、何度か壁の絵と院長を見比べてから、紳士的なお辞儀をしてみせた。


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