過去ログ - 戒斗「赤と青の?」一夏「ヒッサーツ!マキシマムドライブ!」
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154: ◆n.O102o4Y2[saga]
2015/02/27(金) 08:50:11.81 ID:6Z5PQ05eo
<風都タワー屋上・南側>

 ――シャルロットは、絶望を塗り固めたハカイダー・ドーパントの瞳でラウラを睨みつけていた。

シャル「僕の邪魔をするなら、君から破壊する……!」

ラウラ「……」

 ――ラウラの隻眼は、シャルの険しい視線を真っ直ぐに受け止めていた。

ラウラ(本当の自分の……。心の声を信じるんだ)

ラウラ(私は……ッ)

ラウラ「シャルロット! 私はお前を救う!」

 ――ラウラの宣言に、シャルロットは苛立ちを露わにした。

シャル「僕を救いたいなら邪魔をしないで! 僕が救われるためには破壊をしないといけないんだ! 破壊することで僕は救われるんだ……!」

シャル「破壊! 破壊、破壊、破壊だ! それが、本当の僕の心の声なんだ……!」

 ――シャルロットは、ホルスターからハカイダーショットを抜いた。

 ――銃口をラウラに向けて、引き金に指をかける。

ラウラ「ふむ」

ラウラ「武器を相手にするには、こちらも武器が必要だな」

シャル「……ISは束さんのところでしょ。武器なんて、どこにあるのさ」

ラウラ「とびっきりの武器がある。肌身離さず持っている、最高の武器だ」

 ――ラウラは“武器”を引き抜くと、銃のように構える。

シャル「……ッ!?」

 ――“武器”は、シャルロットをたじろがせた。

ラウラ「どうだ、これが私の武器だ。最強だろう?」

 ――ラウラはその手に、『赤色のふうとくん』を握っていた。


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