過去ログ - 戒斗「赤と青の?」一夏「ヒッサーツ!マキシマムドライブ!」
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167: ◆n.O102o4Y2[saga]
2015/02/27(金) 09:08:43.39 ID:6Z5PQ05eo
■第五幕「Wを継ぐ者/二人のダブル」
<風都タワー・北側>

 ――ナスカ・ドーパントは、闘気を漲らせていた。

霧彦「井坂深紅郎! お前にこの街は泣かせない!」

井坂「完全に仮面ライダーになりきっていますねぇ!」

霧彦「なりきりではない! 今は、私が風都の仮面ライダーだ!」

 ――ウェザーは雨雲を操り、ナスカに雷を落とす。

 ――しかし、

霧彦「超高速……!」

 ――霧彦はナスカ・ドーパントの固有能力《超高速》を発動。青い疾風となって、雷の雨をすり抜けた。

井坂「青い身体に高速移動……。嫌な記憶を思い出しますねえ」

 ――ナスカの剣がウェザーに叩きつけられる。

 ――だが、ナスカの剣はISの《絶対防御》に弾かれた。

井坂「ふむ。ISという力、やはり素晴らしいですねえ……」

霧彦「こ、このっ!」

 ――ナスカはウェザーに剣を叩き込む。

 ――だが、全てISの《絶対防御》に弾かれた。

井坂「くくく。さて、霧彦君。あなたはあと何分“毒”に抗えますかねえ?」

井坂「本当は、既に限界を越えているのではありませんか?」

霧彦「……ッ」

 ――井坂の言葉が真実であったように、霧彦は膝から崩れ落ちた。

井坂「ふふ。I Love ふうとくん、でしたか。脆い愛ですねえ」

 ――井坂は霧彦の首を掴むと、その身体を持ち上げる。

 ――ISで飛翔しながら、“外”に出た。

井坂「さようなら。冴子君の前の旦那君」

 ――井坂が手を離す。

 ――霧彦は、指先一つ動かすことすら出来ずに落下していった。


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