過去ログ - 戒斗「赤と青の?」一夏「ヒッサーツ!マキシマムドライブ!」
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208: ◆n.O102o4Y2[saga]
2015/03/09(月) 18:35:49.03 ID:tT95g/54o
井坂「私の運命のガイアメモリは、ウェザーメモリ。『気象の記憶』を宿すもの」

 ――井坂は、シャルロットを眩しそうに見つめていた。

井坂「晴れもまた天気ですから」

 ――井坂は怪人達に向き直り、雷雲を操る。

井坂「しかし、天気は変わるもの。私も気まぐれですよ」

シネマ「ならば、雨が降る前に事を成すとしようか!」

 ――シネマのステッキが大地を叩く!

 ――映画の幕開けを予感させる、軽快な音が響き渡った!

シネマ「少年よ」

一夏「シネマ……?」

シネマ「君と映画が作れて、よかった!」

 ――シネマの身体が解ける。その身体は映画のフィルムになり、空に“溶けて”いった。

 ――“空になった”シネマは、世界中の子供達に“映画”の開演を知らせる。

シネマ「子供達よ! 楽しい映画の始まりだ!」

シネマ「タイトルは『仮面ライダーバロン/仮面ライダーW』! この映画を通じて、知ってくれ!」

シネマ「君達には、仮面ライダーがいる!」

シネマ「仮面ライダーは君達を助けてくれる!」

シネマ「だから……!」

シネマ「だから、呼んでくれ! 君達のための英雄の名を!」

 ――空の色が変わる。

 ――空は“映画のスクリーン”になっていた。

 ――スクリーンに、“仮面ライダー”の映画が流れる。

 ――この星は。

 ――この小さな星は、“映画館”になった。


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