過去ログ - 戒斗「赤と青の?」一夏「ヒッサーツ!マキシマムドライブ!」
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◆n.O102o4Y2
[saga]
2015/03/09(月) 18:42:24.39 ID:tT95g/54o
<メガリバースマシン最上層に続く道>
戒斗「ァルパーン!!」
ベルトさん「スピード!!」
――“二人のドライブ”が、怪人達を蹴散らした。
進ノ介「絶好調だね!」
一夏「はい! 泊さんと一緒ですから!」
戒斗「……浮かれすぎだ、このバカ」
一夏「い、いいだろ!? お前と、泊さんと。俺の憧れのヒーローと一緒に戦ってるんだからさ!」
戒斗「……」
――“二人のドライブ”の行く手を塞ぐべく、怪人が現れる!
戒斗「気を引き締めろ」
一夏「分かってる!」
進ノ介「……」
――進ノ介は、一夏の戦う姿をじっと見つめていた。
――まるで、新しい仮面ライダーが戦う姿をその目に焼き付けているかのように。
ベルトさん「辛い役目を引き受けてしまったね、進ノ介」
進ノ介「ああ。……でも、誇らしくもあるよ」
ベルトさん「そうだね。……未来への希望がある」
<メガリバースマシン最下層に続く道>
――二人のキカイダーは、順調に進んでいた。
ジロー「シャルロット」
シャル「! な、ななな、何かなジロー!」
ジロー「君に伝えておきたいことがある」
シャル「ふぇっ!?」
シャル(え、え、えええ!? な、何!? どうしたのさジロー……!!)
シャル(まま、まま、まさか――告白!?)
ジロー「いずれ……」
シャル(あ、あわわわわわわわ!? ちょっと待ってジロー! 心の準備が……!!)
ジロー「いずれ君は何かを守るために何かを捨てなければならない時が来るだろう。でも、それはとても人間的なことなんだよ」
シャル「……」
シャル「……えっ」
シャル「そ、それは何……?」
ジロー「君にどうしても伝えておきたかったことだ。……僕の心を作ってくれた、前野究治郎の言葉だ」
シャル「……」
ジロー「どうした、シャルロット?」
シャル「あ、あはは……。やっぱり君って変な人だね、ジロー」
ジロー「? 僕は機械だ」
シャル「……ううん。僕にとっては君は人間だよ、ジロー」
ジロー「そうか」
ジロー「……そうか」
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