過去ログ - 戒斗「赤と青の?」一夏「ヒッサーツ!マキシマムドライブ!」
1- 20
90: ◆n.O102o4Y2[saga]
2015/02/17(火) 17:30:32.19 ID:p1njQBDjo
<花畑の海岸>

 ――スーパーカー『トライドロン』から、セシリアが降り立った。

 ――セシリアは重加速の中だというのに、優雅な立ち振る舞いを見せる。

セシリア「あなたに伝言を預かっていますわ。ハカイダー」

ハカイダー「何だと……?」

セシリア「『どうやら、バカは伝染するらしい。興味深い研究テーマだよ』と」

ハカイダー「……だ、誰だその伝言の主は!」

セシリア「ふふっ」

 ――セシリアはしたたかな笑みをにじませると、『友達』に向き直った。

 ――すり傷やきり傷をたくさん作りながらも、みんな笑っていた。

セシリア「……」

 ――セシリアは、一夏、1年1組の生徒達、花畑、と視線を移してもう一度笑う。

セシリア「織斑さん。後はよろしくお願いします」

 ――セシリアは一夏の腰に『ベルト』を巻いた。

 ――さらに、腕に『シフトブレス』を巻く。

 ――そして、その手に『黄金のミニカー』を握らせた。

セシリア「あなた“達”の敵を、打ち倒してくださいませ」

 ――セシリアの時間が凍り付き、一夏の時間が解けた。

一夏「え、え……?」

一夏「えっと……」

一夏「え、えっと。な、何なんだこの状況!? セシリア、この車は何だ!? あと、このベルトって泊さんのだよな……!?」

 ――戸惑う一夏の声を、


「相変わらずやかましい奴だ」


 ――という、尊大な声が遮った。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
278Res/238.58 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice